家計簿が3日で死ぬ夫婦へ。
「週1回・5分」で貯金が増える仕組み
米国で20万人が支持した「ゼロベース予算術」を、日本の銀行システムと手取り事情に合わせて再設計した。
海外の家計管理コミュニティで20万以上の支持を獲得。「初めて貯金ができた」「借金を完済した」との報告が数千件寄せられた予算管理の決定版メソッド。
「家計簿をつけよう」と決めた翌週、もうアプリを開いていない自分がいる
レシートを溜め込み、週末にまとめて入力しようとするが、既に何に使ったか覚えていない。家計簿アプリは通知が来るたびに罪悪感を煽ってくる。Excelを開くだけで、仕事の延長のような気分になる。
問題は「記録の粒度が細かすぎること」だ。支出を1円単位で追跡するのは、プロの経理でさえ苦痛な作業。それを仕事と育児で疲弊した平日の夜に強いるシステムは、設計段階で破綻している。
必要なのは「完璧な記録」ではない。「ざっくりとした予算の枠」さえ見えていれば、人は自然と無駄遣いを抑える。人間の行動はそうできている。
月の手取りをカテゴリ別の「封筒」に分配する。食費、固定費、娯楽、貯金、予備費。週に1回だけ残高をチェックし、予算内に収まっているかを確認する。1円単位の記録は一切しない。「枠の中なら自由に使っていい」というルールが、逆に浪費を防ぐ。
カテゴリを5つ以下に絞る
食費・日用品、固定費(家賃・光熱費・通信)、娯楽・外食、貯金・投資、予備費。これ以上細かくすると管理コストが節約効果を上回る。「食費と日用品を分けるべきか」で悩むな。まとめろ。
月初に手取りを「仮想封筒」に振り分ける
スマホのメモ帳で十分。例:食費6万、固定費12万、娯楽3万、貯金5万、予備費2万。合計が手取りと一致すれば完了。これが「ゼロベース」の意味——1円も行き先不明にしない。
週1回、日曜夜に5分だけ残高チェック
銀行アプリで残高を見る。今月の支出をざっくり計算し、各封筒から引く。レシート不要。「だいたいこのくらい使った」の精度で十分。完璧を目指すと続かない。
月末に余った封筒は「ご褒美」か「翌月繰越」
予算内に収まった月は、余剰を外食や欲しかったものに使ってOK。このルールがないと「節約=我慢」になり3ヶ月で崩壊する。「守れば得する」設計が継続の鍵だ。
日本の銀行・決済事情に合わせる3つの調整
米国はクレジットカード1枚で管理しやすいが、日本は現金・PayPay・クレカ・デビットが混在する。解決策は単純で、「全決済を1つの銀行口座に集約」する。給与口座と支出口座を分けるだけで可視性が劇的に上がる。
日本特有の「特別費」問題(冠婚葬祭、お年玉、帰省費)が予算を狂わせる元凶。毎月5,000円を予備費に積み立てておけば、年間6万円のバッファができ、急な出費で計画が崩壊しない。
夫婦の給料日がズレている場合、「月初」を起点にすると半月分の生活費が宙に浮く。「最初の給料日の翌週末」を予算サイクルの起点にすると、現実の資金繰りと一致する。
Mr.Hack's Verdict
効率性:★★★★★ / 実行難易度:★★☆☆☆ / 継続性:★★★★☆ ——「細かい記録を諦める」という逆転の発想が本質。一度軌道に乗れば週5分で家計が可視化される快感は病みつきになる。唯一の関門は「最初の予算配分で夫婦の価値観の違いが露呈する」点。ここだけは本音で話し合え。それ自体が最大の家計改善だ。
このハックを最速で実践するために揃えておきたいアイテム。


