日曜2時間で平日5日分。
「バッチクッキング」で夕食準備を15分に圧縮する
海外の作り置きコミュニティで8,000以上の支持を得た「週末バッチ調理法」を、日本のキッチン事情に合わせて再設計した。
海外の作り置き専門コミュニティで8,000以上の支持を獲得。「日曜の2時間が平日の10時間を買い戻す」として、共働き世帯のバイブルとなっているメソッド。
「作り置き」は知っている。でも日曜の午後を丸ごと潰す気力がない
共働き夫婦にとって、日曜日は唯一の「何もしない権利がある日」だ。それなのに「作り置きしなきゃ」というプレッシャーが、貴重な休日を侵食する。SNSで見る完璧な作り置き写真——10品以上が美しく並んだ保存容器——あれを再現しようとして、3時間以上キッチンに立ち、月曜にはもう疲れている。
問題は「作り置き」という概念そのものにある。完成した料理を5日分作るから時間がかかる。海外のバッチクッキングは発想が違う。「完成品」ではなく「半完成の素材」を準備する。肉は焼くだけの状態に、野菜は切るだけの状態に、ソースは混ぜるだけの状態に。平日の「調理」を「組み立て」に変換する。
これなら日曜2時間で済む。そして平日の夕食準備は15分になる。
核心は「完成品を作らない」こと。タンパク質・炭水化物・野菜の3カテゴリを「半調理」状態で冷蔵・冷凍保存し、平日は組み合わせるだけ。鶏むね肉は塩麹に漬けておく、ブロッコリーは小房に分けて茹でておく、玉ねぎは3個分まとめてみじん切りにしておく——この「素材のストック」が平日の15分調理を可能にする。
3カテゴリ×2パターンのストック計画を立てる
タンパク質(鶏むね・豚こま・鮭など)、炭水化物(ご飯・パスタ・うどん)、野菜(ブロッコリー・ほうれん草・きのこ類)。各カテゴリから2種類ずつ選び、計6アイテムだけ準備する。これ以上増やさないのが継続のコツ。
タンパク質は「下味冷凍」で仕込む
鶏むね肉は塩麹漬け、豚こまは生姜焼きの下味——ジップロックに入れて揉み込み、そのまま冷凍。使う日の朝に冷蔵庫へ移すだけ。解凍と味付けが同時に完了するので、平日は焼くだけの状態になる。
野菜は「切る」と「茹でる」だけで止める
味付けはしない。ブロッコリーは小房に分けて2分茹で、ほうれん草はざく切りして冷凍、きのこは石づきを取ってほぐすだけ。味付けしないからこそ、和洋中どのメニューにも転用できる。これが「飽きない秘訣」。
平日は「素材×ソース」の掛け算で組み立てる
月曜:鶏むね+ポン酢+ブロッコリー。火曜:豚こま+焼肉のタレ+きのこ。味のバリエーションはソースで出す。調理は「フライパンで焼く→ソースかける→盛る」の3ステップ。15分で完成。
日本のキッチンに合わせた3つの最適化
海外式はオーブン多用だが、日本の2口コンロ環境では「フライパン1つ+電子レンジ」が最適解。下味冷凍した肉をフライパンで焼く間に、冷凍野菜をレンジで解凍。同時並行で15分が実現する。
日本のスーパーの「お買い得パック」(鶏むね2kg、豚こま1kgなど)はバッチクッキングと相性が抜群。日曜の特売日にまとめ買いし、その場で下味冷凍に回せば食費も同時に節約できる。
味噌汁は最強のバッファ。メインが物足りなくても、インスタント味噌汁+ご飯があれば食卓は成立する。「完璧な献立」を目指さないことが、このシステム最大のポイント。
Mr.Hack's Verdict
効率性:★★★★★ / 実行難易度:★★☆☆☆ / コスパ:★★★★★ ——「固定献立ハック」との合わせ技で使うと破壊力が倍増する。月曜は麺類、火曜は丼もの…というジャンル枠に、バッチ調理した素材をはめ込む。唯一の注意点は「最初から10品作ろうとするな」。6アイテムで十分。完璧主義が最大の敵だ。
このハックを最速で実践するために揃えておきたいアイテム。


